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1度書いてしまったので、連載・∀・ノ
(前回エントリ:ツタヤなりにディオバン論文問題を整理してみる

今回初めて読まれる一般の方向けにお伝えしますと、ディオバンってのは血圧を下げる薬でして…
前回書いてから判明したのですが、2012年度はついに金額ベースで日本一売れてる薬(他のジャンルの薬含め全ての薬の中で)になってたみたいでした∑('□';)

で、このディオバンのデータの根拠となる論文のデータに不適切な部分があったという事件なのですが。
この問題に対し、ツタヤは前回エントリで

・マスコミが騒ぎすぎ
・製薬会社職員が絡んだこと自体と研究寄付金があったこと自体は、どうでもいいじゃん!(どこの会社もやってる)
・焦点にすべきは、あくまで「データに不適切な部分があったこと」「その不正が、過失か故意か」だけ

という考えを申し上げました。
もしよろしければ、冒頭の前回エントリへのリンクをポチッとなで読んで頂けるとツタヤ喜びます♪
(高校生でも分かるくらい分かりやすく書いたつもりの自信作なので(>_<))

・・・・・・・・・・

で、12日になって、毎日新聞さんからこんなニュースが出ました。
毎日新聞 '13.7.11 21:38 ディオバン(バルサルタン)の記事

まぁいつかはリンクが切れるだろうので、ツタヤなりにこの記事をポイントを記しますと
京都府立医大(論文の著者がいた大学病院の母体)が、ディオバン有利な結果が出るように解析データが操作されていたことを認めた

ということ。
ツタヤ的には「データに不適切な部分があったこと」「その不正が、過失か故意か」が気になっていましたが

・不適切な部分ってのは、処理のミスみたいな軽いものではなく、そもそも操作されていた
・過失ではなく、故意の可能性が非常に高い

ということで、結構呆れております。

薬って、目には見えない、通常の人では知りえない、でも命に関わる情報を搭載されて世に出回るわけじゃないですか。
だから、商品の中の「搭載された情報」のウェイトって、薬の場合めちゃくちゃ高いと思うんですね。

実際、治験をやるときだって、相当厳しい条件をたくさんつけて、厳密かつ信頼性の高い情報を付加してる
実際、医療用医薬品の営業職は、医薬「情報」担当者って言われる。

そんな薬にとって、データを「意図的に」改ざんするってことは、極刑に値すると思います。

でも、データを扱った元ノバの従業員が京府医や大阪市大の事情聴取を拒んでるって…
ディオバンがどれだけたくさんの人に処方されとると思ってんの!日本一やで!
早く逮捕状を取りゃーて!!!←どこの方言?w

一方で、データ操作があったと分かった今回、新たに
論文著者の元教授がこのデータ操作を知ってたかどうかも新たな焦点として上がります。

・・・・・・・・・・

ちなみに、前回エントリを書いた後で知ったのですが、
医薬品のデータ解析に応用されるような生物統計学に長けている人は、本当に日本に少ないよう!!

この元社員さんも、日刊薬業なんかを読んでいると、会社とは関係の薄いところで独学で生物統計学を学び、専門家レベルまで成り上がったとか。

ツタヤも最近生物統計学の本を読んでみたのですが、まぁ難しい難しい!!
くっそ本気で頑張って勉強しても、理系の大学出たツタヤさえ、仕事しながらじゃいつまで経っても習得できなそうな気がしました←ごめんなさいツタヤ頭悪い
そもそも統計学自体は数学みたいな理想化された世界の中での概念で、それでも十分難しいってのに、それを理想とはかけ離れた生身の動物に当てはめて、限られたサンプルから全体に通じるデータを搾り取ろうってんですもの。相当な難易度になるのは致し方ない。

ちなみに大学では理学部数学科とかで統計学の教室なんかがあっても、生物統計学の教室って少ない。
と言うか、生物統計学ってのはどうやらノーマル統計学を学んだ人が製薬会社の統計部なんかに行って本格的に身につけるらしい。
だから、統計学に長けている人は製薬メーカーに集中しているようで、大学にはいない。
大学にいないとしたら、大学病院職員にはもっといないと思います。そりゃそうですよね、病院職員さんは生物統計学マスターする時間を避けるほど暇じゃないですもの。

そんなわけで、今回みたいに製薬メーカーの社員さんに大学教員を兼ねてもらうケースも結構あるようです。
ということは、今回みたいに製薬メーカーの社員さんが医師主導の臨床研究や治験に絡んでいるケースは、やっぱり他に探せばどれだけだって出てくるはず。

なので…改めて申し上げますと
元社員が絡んでたって事実だけを見るなら、責めるべきではないと思うんですよね。

こういった事件を再発させないためには

データ解析に与る製薬会社社員の、自社有利なデータを出さないようにするためのモラルの向上
データを処理出来るほどの腕はなくてもいいから、せめて出てきたデータの真偽を判別出来る程度の人員を、研究者側が確保すること
(もちろん処理出来る人がいれば理想ですが)

が、重要になってくると思います。

・・・・・・・・・・

てな感じの、続エントリでした。
また新しいニュースが出たら、書くかもしれません・∀・ノ



~関連エントリ~
ツタヤなりにディオバン論文問題を整理してみる
ツタヤなりにディオバン論文問題を整理してみる 3
ツタヤなりにディオバン論文問題を整理してみる 4
ツタヤなりにディオバン論文問題を整理してみる 5


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2013.07.13 / Top↑
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