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さてさて今回は
「③普及すればするほど、新しい薬が出来なくなる」
について。
①や②は有効性とか安全性にまつわる話だったのですが、今回は業界に関することで

ちなみにツタヤとしては、①や②よりも③が最も心配であり、今回の内容だけは本当に納得できません。
今回はそんな理由ですが、前回までよりも力を入れて批判します。

・・・・・・・・・・

この1回目の日記に「高くても対応する先発品の7割」であり、それでも医療機関側に利益を出させられるくらい値引き出来る、と書かせて頂きました。
「どんだけ原価安いんだよ!!!」と思ってしまいますよね?←思ってください!

開発にお金がかからないからです。

普通新しく薬を作る場合、乱暴な流れを示すと

a.いい化学物質を見つける→b.動物実験→c.人体実験第1弾(安全性を試す)→d.同第2弾(用量など設定)→e.同第3弾(有効性の実証、最もお金かかる)

と言った流れを踏みます。
これだけでも高くつき、今年のデータでは1つの薬を開発するのに平均484億円かかると言われています(出典:製薬協の研究所)

さらに最近では
a.について:いい化学物質が見つからなくなってきた(だから外国の植物を探したりするようになってきた)
e.について:被験者数を増やすようになってきた(より厳密なデータを厚労省が求めるようになったため)
など、開発費は増加の一途をたどっております。

新薬メーカーは、このようにお金のかかる工程を経る中で頑張って薬をつくります。
そして「売ってよし」と厚労省からゴーサインが出たら、高い薬価をつけてもらって売って、莫大なコストを取り返して余るくらい儲けています。利益率はすごく高い

ただ、単に儲けてウハウハかと言えばそうではなく、ちゃんとその利益を次の薬の開発に充当しています。
開発費率 医薬品業界 8.43%(製造業全体 3.71%)
こうして、稼いでつくって稼いでつくって…の好循環で今までやってきたわけですね
(もちろん、儲けてウハウハな面も否定しきれないですが…)

・・・・・・・・・・

一方。
ジェネリック医薬品は、
a.について:すでに分かってる
e.について:どうせ効くでしょ(←詳細は3回目①の日記)
ということで、薬剤開発費はとてつもなく抑えられます。
なので、「どんだけ原価安いんだよ!!!」と思うような原価で薬を作れます。

タチの悪いことに、ジェネリック専業メーカーですと、往々にして新薬を開発する気がないようです。
「貢献」というよりは「商売上手」な方々が上層部にいらっしゃるようで…それこそ儲けてウハウハのようです。

そんなわけで、今回③の内容ですが、ジェネリックが普及するほど、新薬メーカーが利益を出せず、新薬が開発されなくなります。

もっとも、その対抗策としてか、最近では新薬メーカーでさえジェネリックを売るようになって来ました。
ただ…これは「ジェネリック専業におびえた新薬メーカーが共食いを始めた」っていうことだと思います。

・・・・・・・・・・

で、ここからは思いっきりツタヤの主観ですが。
専業メーカーだろうが先発メーカーだろうが、ジェネリック医薬品は医療業界のガン細胞みたいなもんです。
安さと高収益性を備え勝手に自己増殖し、医薬品業界、ひいては医療業界を破壊する。

製薬業界自体、カネにあふれた汚い世界であることは働いている自分でもなんとなく分かるのですが、その中でも新しい薬を開発する気のない一際汚い人たちが起点となって、製薬業界の発展は鈍化しているどころか、もしかしたら終焉に近づいているとまで言えてしまいそうな気がします。

・・・・・・・・・・

…と、最後にひどい批判を入れてで今回の「③普及すればするほど、新しい薬が出来なくなる」 は終わりにします。
予定では次回ラスト。ここまで飽きずに読んでくださっている皆様、お付き合い有難うございます(´∀`)


~関連エントリ~
何がジェネリックだよ 1
何がジェネリックだよ 2
何がジェネリックだよ 3
何がジェネリックだよ 4
何がジェネリックだよ 6
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2011.04.30 / Top↑
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