(注:このブログ、及び私ツタヤはCD・DVDレンタルのTSUTAYA様とは何も関係ございませんので、ご了承ください。)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
4月に社会人再開して以来、Twitterのタイムラインを眺める暇すらなかったくらい忙しい日々を過ごしていました。
そんな中で久々に時間ができて、今回このブログをまともに更新するわけですが…

自分が半年間フリーターとして過ごしてきて思ったことを、今日はとことんまとめます。

・・・・・・・・・・

って、さすがに世のサラリーマンの方々は「フリーター!?有り得ない!!」とか思うと思うのですが。
やってみるとフリーターってすごく楽しかったんですよ。ノルマから解放されるってのは、仕事のことを考えなくてもいいわけですから。
今までの人生を振り返ったり、逆に今後の人生を考えたりだとか、今まで忙しすぎて何かを腰据えて考えることができなかった自分にとってはすごくいい時間だったと思います。
はっきり言って、人生1度は過ごしてみると人間としての方向性も整うし、幅も広がるし、より奥行きのある人間になれると思いますよ。

ただし、こういったメリットは最初のうちだけですね。
もちろん長期的にはデメリットの方が効いてきます。

・・・・・・・・・・

まずは、ご想像のとおり、お金はなくなります。

例えば時給1000円で1日8時間働けば、週5で働いても月22日稼働で17~18万稼げるとか思うじゃないですか。
完っ全に甘いです!
そもそも長時間労働すれば間に休みを取るように指示が入ります。なので8時間分の労働時間がカウントされるためには、9時間だとか、下手したら10時間の拘束時間が必要となります。

しかも週5で9時間や10時間働くとして、17~18万が手取りで入ると思ったら大間違い。
社会保険料(健康保険料と年金)と所得税、住民税が抜かれます。

この中でも所得税はまぁ微々たるものではありますが、他は強敵でした。

まず健康保険料です。健康保険組合をつくっていない職場では国民健康保険に加入しないといけないので、月々の支払額も被用者保険の2倍必要です(ツタヤの場合月々22,000円前後でした)。

他にも年金を収めないといけません。こちらは逆に健康保険組合をつくっていないところなら、国民年金(年金3階建ての、1階部分)だけを払えばいいですが、それでも月々15,000以上必要です。健康保険組合で厚生年金も扱っているようなら、さらに2階部分が所得に応じて取られます。

また、前職があった人、もしくはフリーターが長期化している人なら、住民税も払わなければいけません。
これもツタヤの場合、月に25,000円ほど必要でした(当時世田谷区)。

社会保険料と住民税だけで、ツタヤでも6万円以上、コンビニで収めていました。
所得税は天引きされていましたが、それも含めれば7万円前後を上様にお納めしなければいけなかった計算です。

残った実質的な手取りは10万と少し。
親のスネかじりたくないし、1人暮らしは外せない。地方だから車を持ってなきゃ話にならない。そんなこと言って、生活できますか?

家賃は実家の友達なんかの話を聞いても、地方都市のベッドタウンで1人暮らしするにも5万位は必要じゃないですか。
車だって燃料費とか自動車保険料とかに駐車場代とかまで諸々合わせれば、月に2万は確実になくなるじゃないですか。
そしたら残りの生活費は、頑張って3万。飲み会なんかあったらどうします?

((((;゚Д゚)))) ですよね。

フリーターは仮に時給1000円で週5・拘束時間9時間と仮定しても、上記のとおり月々のキャッシュフローが赤字になるんです。
少しでも余裕を持った生活送りたかったら週6働くか、拘束時間ももっと増やすor深夜時間帯に働く、もしくはその両方を実行するしかないんです。

しかも、アルバイトになるような職業って、飲食店員だとか現場作業だとか、結構肉体労働多いじゃないですか。
家帰ったら、往々にしてバタンキュー。本当はやりたいことがあったはずなのに、疲れてできないとか。

それに、アルバイトじゃないですか。間で仕事を抜けて郵便局寄るだとか病院寄るとか、あと免許の更新だとかもしにくいじゃないですか。
でも平日の昼にスケジュールに1時間以上の穴を開けなきゃいけないくなったら、月々の収支がまたさらに厳しい方にずれてしまうじゃないですか。
逆に夜の仕事なんかしているとしたら、お日様が出ている時に掃除も洗濯も出来ないし布団も干せない訳じゃないですか。

どうですか?こんな生活。QOL低くないですか?

時間がない。お金もない。心の余裕もない。まずそれがフリーターの実態です。

・・・・・・・・・・

まぁこれだけ書いたら、フリーターって良くないなって思うじゃないですか。

まだまだ甘いです。これくらいなら逆に可愛いもんなんです。
フリーターの場合、「お金がない」っていう分かりやすい事柄以外にも、大切なものを犠牲にしなければいけないんですよ。

将来の可能性です。

むしろツタヤはこっちの方が由々しき事柄だと思います。
上でいろいろ書いてきたのは、今から書くことに説得力を持たせるための、いわば「前振り」です(長いですか?

上記のように、当面の生活費を賄うためにも、思った以上に働かないといけない。
そしたら、まず自己投資する時間って、確保できないですよね?
で、もし確保できたとしても、疲れていてなかなか集中できなかったり、効率が上がらない。

資格取るために会社辞めてフリーターになる人も多くいるんですけど、まずここで引っかかってしまうんです。
(ツタヤもCFPの資格を取ろうとしましたが、これもあり挫折しました。)

あと、肉体労働が中心ってことも述べましたが、やっぱりフリーターのやるような労働内容って知識集約型とはかけ離れていて、知的生産性がないんですね往々にして。
こういった仕事ばかりやっていると、はっきり言って「現場で終わる人間」になってしまうんですよ。別の表現をすれば「上に上がれない人間」、もしくは「使われる人間」、「組織の最下流」、「ネジ」、「こま」。
身につく知識やスキルは、汎用性という意味では乏しい。長くやればやるほど、他で使えない人間になってしまう。

目の前の仕事をこなさなければならなくて、自分を磨けない。
自分を磨けないから、今の仕事からジャンプアップ出来ない。
そんな中で生活は回していかないといけないから、結局今日もバイトだ。あー

残念ながらフリーター時代ツタヤがお会いさせて頂いたフリーターの方の中には、上のようにフリーター生活をこじらせ、サラリーマンとして復帰することがなかなか出来ない方々もたくさんいらっしゃいました。
特に日雇いの派遣をやっていた方々で多くお見かけしました。

こういう目の前しか見えない生活をして、マリオなんかのテレビゲームで画面が後ろから迫っていくような強制スクロールみたいに押し出されていくような空気に慣れてしまうと、だんだんと「未来を考える力」=「人生を追う力」が欠如していくんですよ。使わない筋肉が落ちていくように、使わない記憶が薄れていくように。
そうして、余計にアリ地獄にハマっていく。

自己投資の時間を持てない。知識やスキルもつかない。未来に対して前向きに考えられなくなる。
時給1000円で売らなければいけないものは、今この瞬間の生活だけではないんですよ。
貴重な将来の可能性まで、売ってしまわなければいけないんです。

・・・・・・・・・・

フリーターなんて、大量に雇っては切って捨てるもの。
社会って、こういうふうに出来ています。フリーターに対して何の温情も与えてくれません。

だから、1回フリーターになって、そこで落ち着いてしまったら、自分で気付いて、抜け出すしかないんです。
気付けずそのフリーターの罠にはまったままだと、いつか痛い目に遭います。

幸いツタヤは3年半の社会人経験があったので、割とすぐに抜け出せました。
しかしもしこの経験がなかったら…今頃とんでもないことになっていたかと思うと、ゾッとします。

こう思うと、学生の方にはやっぱり最初の職がどんなものであったとしても踏み台として頑張って、最低3年くらいの「働いた」という実績はつくって欲しいです。
また、いろいろあってツタヤ同様フリーターをされることになった方々には、貴重な体験だよねと応援しつつ、あまり長引かせないで欲しいなということは願います。年を取れば取っただけ、社会の見る目は厳しいので。

そして今望んでフリーター生活を送っているわけではない「罠にかかった」方には、是非とも心を強く持っていただきたいと思います。
日々の生活に追われていることを理由にして、先のことを真剣に考えないことの言い訳にしていませんか?
その状態は、完全に罠にかかっています。そのままでは将来はありません。人生で本当は何を追いたかったんですか?それを追うために、本当はまだどこか無理しないでのほほんとしているところはありませんか?
たった1回の人生です。望んでフリーターをしているわけではないのなら、今真剣になってください。

・・・・・・・・・・

以上ですね。ツタヤが実際に半年間フリーターして思ったこと。
フリーターを望んでいない全ての方々が、幸せになれますように。
スポンサーサイト
2012.05.05 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://2taya815.blog79.fc2.com/tb.php/63-50c29067
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。